【2017年版】Bluetoothオーディオレシーバー・受信機の選び方

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Bluetooth mark4

Walkmanなどのポータブルオーディオ機器やスマートフォン、タブレットでワイヤレス(無線)で音楽をお手持ちのコンポやスピーカーで聴きたいニーズが多くなってきているためか、最近ではBluetooth経由でコンポと接続するためのオーディオレシーバーが数多く登場しています。

Bluetoothレシーバーの売れ筋はこちら

わが家では、プリンストンのPTM-BTR1を購入して、WalkmanはもちろんiPhone、Xperiaといったスマホやタブレット iPad、NEXUS7などから音楽をBluetooth経由でこのミュージックレシーバーへ飛ばしてONKYOのコンポで聴いています。

ワイヤレスで音楽環境構築できる PTM-BTR1
これまで自宅では主にitunesサーバ(NAS)にて音楽を管理して、主にPCのitunesやiPad、iPhoneからのAirpla...
私が愛用しているPTM-BTR1の後継機種はこちらの最新版「PTM–BTR2」です。
そして、今年になってaptXよりもさらに低遅延で伝送が行えるaptX Low Latency対応のレシーバー(スピーカーなどの受信側に設置)とトランスミッター(TV等音を送りたい送信側に設置)も発売されました。
もちろん送信側・受信側ともこの規格に双方対応していないといけませんので注意が必要です。
この記事を書いて以来、新しい商品が続々登場していますので記事のアップデートをかねて、備忘録として残しておきます。
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Bluetoothオーディオレシーバー選択のポイント

Bluetoothオーディオレシーバーを購入するにあたり、注意すべき項目は以下の2つ。

まずお手持ちの音楽再生機器の仕様を確認する必要があります。
もちろん将来的に新しい機器を購入するのであれば、最大限に活用するためには送信側の音楽機器と受信側のレシーバー(またはスピーカー)の双方の仕様を確認しておきましょう。

1.対応コーデック(AAC、apt-X、SBC)について

ここでいう対応コーデックとは音楽データを無線でやりとりする際の直接の対応方式のことです。

また最近のBluetoothで高品質なオーディオデータを伝送するための通信方式(AVプロファイル)で主流のA2DP方式(Advanced Audio Distribution Profile)があります。
A2DP方式必須の対応コーデックがSBC(サブバンドコーデック)となります。

基本的にA2DP方式であればSBCに基本変換されて伝送されますが、双方の機器がAACやapt-Xに対応しており、送信される音楽ファイルがそれぞれの対応した形式(AACやapt-X)であればSBCではなくそれぞれに最適な高品質のコーデックにて伝送され、音楽を高音質で視聴することができます。

対応コーデックについて確認するポイントは以下の3つ。

①現在使用している音楽再生機器(iPhoneやAndroidスマホ、ポータブルミュージックデバイス等)が対応している音楽フォーマットを確認します。

②現在使用している音楽再生機器がBluetooth経由でAACファイルやapt-Xファイルそのものを送信可能かを確認します。

③購入予定の受信機側(今回でいえばBluetoothオーディオレシーバー)がAACやapt-Xに対応しているのか確認します。

iOS4.3.1以降のiPhoneなどはAAC対応。
apt-xはAndroidが対応していますが、すべての機器が対応しているわけではないので、事前に利用しているAndroidの仕様を確認します。
apt-xは現状、Xperia A(SO-04E)やXperia Zでさえapt-xには対応していないのですが、今後は対応するモデルが増えてくるでしょう。
もしどちらも対応していない場合は従来どおりのA2DP方式標準コーデックであるSBCでの圧縮された音楽ファイル配信になりますので、音質はあまり期待できません。

各コーデックの特徴は以下の通り。
基本的に音楽再生機と受信側(レシーバー)の”両方が対応しており、最も高品質なコーデック”が優先され自動的に再生される仕様となっています。 優先度はSBC<AAC<apt-Xとなります。

コーデック 特徴 その他

SBC
(SubBand Codec)

圧縮送信時にタイムラグが発生するため、音の遅れが出てしまう。
高音域を消してしまうため、低品質な音楽再生になる。
無音時には無音ではなくノイズが発生する。
ただし、SBCはA2DPプロファイルの
標準(必須)コーデックのため、利用できるBluetooth製品が多い。

A2DPプロファイルの標準(必須)コーデック。
A2DPが組み込まれたBluetooth製品
では必ず対応しているため、利用できる機器が多い。
端末とヘッドホンで共通したコーデックがない場合、自動的にSBCで圧縮される。

AAC
(Advanced Audio Coding)

SBCと変わらない圧縮率だが、送信時のタイムラグがほぼない。
高音域が消えてしまうこともないため、高品質な音楽を楽しむことができる。

主にiPhoneで使用されている。

apt-X

圧縮率がSBCと比べて格段に少ないため、音域が消えることも少なく、高品質な音を楽しむことができる。
タイムラグもほぼなくなっているため、
動画と合わせても違和感を覚えることが少ない。

主にAndroidで使用されている。

※出所:エレコム公式サイト

2.音声出力端子について

レシーバーとスピーカーに繋がったコンポをアナログ、ステレオ、光デジタル出力のいずれの形式で接続するのかを確認します。

光デジタル出力でもハイレゾ対応のみの商品(ONKYO WR-BT300)もあるので注意しましょう。 現状ではハイレゾ対応のオーディオがない場合で、光デジタルで接続したい場合、エレコムのLBT-AVWAR700が一択でしょう。

その他、Bluetooth機器認証(NFC対応が初期設定はタッチするだけなので楽ですが特に必須というわけではないと思います)、マルチペアリングできる機器数(各自所有するオーディオプレイヤーの数によります)なども商品選択のポイントです。

また基本的にどれも電源ON/OFFのスイッチがついていないため、ACアダプターの抜き差しかまたは物理的な電源ON/OFFタップなどにレシーバーのAC電源を接続する方法しかありません。
接続していない時に自動電源OFFする機能がついているかどうかも確認しておきましょう。 私の所有するプリンストンのBluetoothミュージックレシーバーPTM-BTR1はしばらくすると電源が自動的にOFFになります。

2016年おすすめのオーディオレシーバーについて

最初にご紹介したわたしの愛用するプリンストンのPTM-BTR1等以外にも数多くのレシーバーが発売されていますので、ピックアップしてご紹介します。

1.ONKYO WR-BT300 (2013年12月20日発売) 公式サイト

音質はもちろん高級感・質感・機能性十分のBluetoothアダプター ONKYO WR-BT300
はおススメの一品
※但し光デジタルはハイレゾ対応のみなので注意!

【本体仕様】
・モデル:WR-BT300
・ブランド:Onkyo Digital Solutions
・無線通信機能:通信方式:Bluetooth Ver.4.0 〔Ver.4.0(Bluetooth low energy)とVer.3.0+EDRおよび下位バージョンに対応〕
・使用周波数帯域:2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
・出力:Bluetooth標準規格出力 Class 2
・最大通信距離:約10m(見通し距離)*
・対応Bluetooth:A2DP(Advance Audio Distribution Profile)
・プロファイル:AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)
・対応コーデック:AAC、aptX、SBC
・対応コンテンツ保護:SCMS-T方式
・外部出力端子:アナログ音声出力端子:金メッキRCAピンジャック(L/R)×1、3.5φステレオミニジャック×1
・デジタル音声出力端子:24bit/192kHz出力専用角型光デジタル出力端子×1
・外部入力端子:電源入力端子×1
・電源:DC5V 1A
・動作環境:周囲温度5~35℃ / 周囲湿度20~80%(ただし結露しないこと)
・本体サイズ:86.7(幅)×57.4(高さ)×59.8(奥行)mm (突起物含む)
・本体質量:約86g
・付属品:ACアダプター、オーディオケーブル(RCAピン)、ユーザーズガイド(保証書付)

【特徴】
①WR-BT300はBluetoothの標準的な音声圧縮規格(コーデック)「SBC」に加え「aptX」
「AAC」コーデックに対応、 伝送による音質劣化を抑え音質を高めました。
②送信機器のペアリング情報を最大8台まで記憶しますので、 ご家族や友人のスマホ等を簡単に切り替えて、よりたくさんの音楽を楽しむことができます。
③外観仕上げにはラバー塗装(ボディ)と光沢UV塗装(上面)を採用し、質感を高めました。

【注意点】
①スマートフォン等のお手持ちの送信機器がBluetoothに対応していても、送信機器のBluetoothコーデックがapt-XまたはAACに対応している場合、apt-XまたはAAC伝送が可能です。つまり送信機器がapt-X、AACに対応していない場合、Bluetoothの標準的な音声コーデック(SBC)で伝送されます。受信機と送信機の対応コーディックをあわせましょう。
②出力端子は全て対応していますが、光デジタル端子は24bit/192KHz専用(ハイレゾ)なので接続先には注意が必要です。

ハイレゾ対応の機器(Walkman等)が最近になって発売されつつあるので今後は普及していくものと思われます。

2.エレコム LBT-AVWAR700 (2013年8月発売) 公式サイト

高音質が楽しめる光デジタル/ステレオミニ出力対応の万能モデル

【本体仕様】
・Bluetooth仕様 Bluetooth Ver3.0 準拠
・キャリア周波数 2.4GHz帯
・周波数拡散 FHSS
・伝送距離 最大半径10m(障害物なきこと)
・対応プロファイル A2DP
・対応コーデック SBC/AAC/aptX
・同時ペアリング数 最大8台
・環境条件 動作時 温度 5~35℃
・入力電圧 5V(USB給電)
・外形寸法(幅×奥行き×高さ) 80.8×19.7×69.8mm(突起部分を除く)
・質量 約55g
・保証期間 1年間
・付属品 USB ACアダプタ、USB充電ケーブル、オーディオケーブル、RCA変換ケーブル、取扱説明書(保証書付き)、簡単接続ガイド

【特徴】
①高音質コーデックAAC/apt-X対応
apt-Xは通常コーデック(SBC)の4倍の情報量をもつ高音質コーデックです。さらに音ズレも少なく、動画の視聴にも最適です。またAACコーデックも搭載しているため、iPhoneやiPadなどのiOS機器と組み合わせると高音質の音楽再生が可能です。
②NFCペアリング
NFC対応のスマホなら、タッチするだけで接続設定が可能です。スマホの設定画面を開く必要がありません。
※一部のスマートフォンでは、NFCペアリングを行うには別途アプリケーションのインストールが必要となる場合があります。アプリケーションはGoogle playよりダウンロードすることができます。

こちらのエレコムのレシーバーにはアナログ再生か光デジタル再生、BluetoothかWiFi経由かでいくつかバリエーションがあります。
ご自宅の環境や機能・値段のかねあいでベストな選択をしましょう。

まずこちらの「LBT-AVWAR500」はステレオミニ出力に対応したエントリーモデルです。
ミニジャックRCA変換ケーブルも付属しているので、オーディオアンプ等幅広い機器に接続して音楽を聴くことができます。

こちらはハイエンド版のLDT-AVWAR800。
インタフェースはWiFi接続方式(DHCP/2.4GHz IEEE802.11n準拠)でピュアデジタル伝送方式となり、音源の損失を抑えた高音質再生を実現しています。
つまり非圧縮の音楽データをBluetoothではなくWiFiで経由で再生することができます。
対応フォーマットはWAV,MP3,AAC。出力端子は光デジタル出力(角型光)とAUX出力の2種類に対応しています。
高音質を追及したい方にはおすすめのモデルとなります。

音楽を聴くためにはエレコム専用アプリでの再生の他に、iTunes(Ver 10以降)、iPhone標準プレイヤー、Android DLNAプレイヤーでの再生になります。

3. Aukey BR-C1

バッテリー内蔵タイプで8時間駆動します(充電時間は2時間)。アナログ端子のみですが、携帯したい場合はこちらも一択かも。
付属品に充電するためのケーブルがないため別途用意する必要があります。
マイクロUSBで給電可能なので、PCのUSB経由でも充電可能。

注目のハイレゾ音源とは? 時代はaptX HDへ

High Resolution(ハイレゾ)とは?

ONKYOのWR-BT300の紹介でふれたハイレゾとは「High Resolution(高い解像度)」のこと。
つまり、ハイレゾ音源は「高解像度の音楽データ」のことです。

音源にもよりますが、ハイレゾ音源(192kHz/24bit)は音楽CD(44.1kHz/16bit)の情報量の約6.5倍の情報量をもっています。
これはをスタジオの原曲に近い高音質で、CDでは再生できない空気感・臨場感まで表現することができます(私はハイレゾ未経験・・・)。
ハイレゾを楽しむためにはそれなりの環境を構築する必要があります。

注目の新コーデック「aptX HD」とは?

2016年のCESでクアルコムは、aptXの技術をベースに最大48kHz/24bitをBluetoothで伝送できる新コーデック「aptX HD」を発表しました。従来は最大で16bit対応でしたので、さらにワイヤレス音楽再生のクオリティは向上します。

今後はこの新オーデック「aptX HD」を採用したハードウェアが登場することを期待しましょう。

最後に・・・

現時点では、光デジタル接続するのであればエレコムの「LBT-AVWAR700」、または私が使っているプリンストンの最新モデル「PTM-BTR2」がおすすめです。

一方でAUX端子で接続するのであればエレコムの「LBT-AVWAR500」、またはプリンストンの「PTM-BTR2」が品質と価格から考えるとおすすめ商品となります。

今はAUX端子でも先々光デジタルにするかも・・・と長い目でみると、プリンストンの「PTM-BTR2」かエレコムの「LBT-AVWAR700」を購入しておくとよいかもしれません。発売当初より価格が下がり、それほど価格差もないので最初から上位モデルが結局はよい選択肢なのかも ^-^;

わが家では今でもプリンストンのミュージックレシーバーPTM-BTR1をコンポとAUX端子接続、iPhoneやWalkmanでCDからコitunes経由でコンバートしたMP3形式の楽曲をメインに再生しているので、あまり音質のよくないとされる圧縮ファイル形式(SBC)での伝送です。
ただ付属のケーブルをAppleのモンスターケーブルに変更するだけで音質が劇的に改善されたので、あまり気にならないです(もちろん同じ楽曲ファイルをWalkmanで直接聴くほうが良いです)。
※その経験からもケーブルには多少こだわったほうがよいのかもしれません。

PTM-BTR1大きさ比較

このあたりは音質にどこまで拘るか次第ですので、レシーバーと音楽再生機の対応コーデック、そして音楽ファイルそのもののコーデック方式にも拘る必要があります。

いずれにしても、ワイヤレスでいつもの音楽を聴くことができる環境が既存のコンポ等を利用してわずかな出費で実現できるのは画期的ですし、ぜひ体験していただければと思います。

【参考URL】
ELECOM/Bluetoothヘッドホン/Bluetoothスピーカー AAC/aptXとは?


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この記事を書いたのは

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dalahast(ダーラヘスト;@dalahast_jp)です。ほぼ週末限定の趣味のお料理以外に日々の暮らしのなかで興味をもったこと等を 気の向くままに徒然に綴っています。
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