自分年金をつくる 今からでも遅くない! 【書評】

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この記事の所要時間: 332

タイトルに魅かれ、 岩崎日出俊さんの「自分年金をつくる 今からでも遅くはない!」を読みました。
Amazonでもランキングされている新書です。

このブログのタイトルでもキーワードになっているのが「自分年金」ですが、岩崎さんも同様に自分年金とは公的年金を補完するものとして考え、自分で将来にわたって積み立てていくものと定義づけています。
私の場合はサラリーマンで企業年金のある企業に勤めているため、現時点では老後の資金として、「公的年金」+「企業年金」がまずあります。これに「自分年金」をプラスすることで将来的に必要な老後の生活費をまかなうように設計することになります。

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公的年金を補完するものとしての「自分年金」をつくる。

自分年金をつくる

岩崎さんはこの著書で、自分年金として月額7万円という目標額を設定しています。月額7万円とは毎月の積立額ではなく、定年退職後に1ヵ月あたり7万円分を「自分年金」として引き出せるようにするということです。 この7万円で現在の7万円として考えるのではなく、老後(定年後)の7万円としての価値とみることで非常に大きな意味を持ちます。
それでは、この7万円の数字がどこからきたのか・・・ それは一般的に退職時(60歳)に3,000万円手元にあると老後の95歳までの35年間は、毎月7万円ずつ引き出すことから逆算された金額です。
基本的には公的年金をあくまでもベースとして、その上で将来、年金支給開始年齢引き上げや支給額の減額というリスクにも備えるための「自分年金」をつくるためのプランを考えようと提案されています。

「自分の生活は自分で守る」 ⇒ 「減価しにくい資産を持つことで備える」

実際には、各個人が現在の貯蓄状況や給与、退職金、起業年金、生命保険、その他財産を考慮して、将来的な支出(老後の生活費)を支えるだけの資産を計算してみる必要があります(ライフシュミレーション)。 その上で、自分年金として必要な金額を算出して、それにむけてどのように実現していくのかを検討しなければいけません。

本書の構成は以下の通り。

序章 自分で年金をつくるしかない
第1章 足りない年金をどう補うか?
第2章 企業年金は本当に大丈夫か?
第3章 投資信託の落とし穴とは?
第4章 年金保険で自分年金をつくる
第5章 ワンルームマンション投資で節税
第6章 自分に合う自分年金を見つける

序章から2章で、

◆公的年金は維持されるが、①保険料の増加、②年金支給額の減額、③年金支給開始年齢の引き 上げといった3つのリスクが存在する。
◆定年後、年金前の空白期間が生じる。60歳で退職の場合、65歳までの5年間、もし年金支給年齢が68歳や70歳に引き上げられればさらにそれぞれ8年、10年はそれまでの蓄えで対応する必要があるという現実。

また一方で企業年金も、
◆企業年金は確定拠出年金などが導入され、もはや昔のように終身でもらえるとは限らない。
◆また予定利率の引き下げで企業年金が減額されてしまう可能性もある。
と将来的には有期、減額といったリスクにさらされていると述べています。

以上のような背景があるため、今後の備えとしての「自分年金」をつくることで備えることを提言しています。

「自分年金」をつくるための具体的な方法として、第3章以降は「企業年金」、「投資信託」、「年金保険」、「ワンルーム・マンション不動産投資」、「グローバル企業株投資」という5つの資産形成の方法について紹介されています。
もちろん読者の収入や貯蓄状況などによって選択肢は異なってきますので、最終的には自分自身にあった「自分年金」をつくる手段を検討して、早い段階から実践することが必要となってきます。
また、それは早ければ早いほうが良いということになります。 教育費や住宅ローンが負担になってくる40歳や50歳代よりも前に始めるのが有利だからです。
私の場合はこのブログの通り、企業年金と保険以外に、自分年金用には主に手数料の安いインデックス投資信託を分散させて毎月定額積立てていくことで備えることにしています。
(ある程度まとまったらETFへのリレー投資も視野にいれています)

自分年金をつくる――今からでも遅くない! (ベスト新書)

出版社:ベストセラーズ( 2012-03-09 )

定価:

Amazon価格:¥ 812

新書 ( 216 ページ )

ISBN-10 : 4584123721

ISBN-13 : 9784584123720


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この記事を書いたのは

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dalahast(ダーラヘスト;@dalahast_jp)です。ほぼ週末限定の趣味のお料理以外に日々の暮らしのなかで興味をもったこと等を 気の向くままに徒然に綴っています。
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