ドラム式洗濯乾燥機を悩んだ末に選んだ話 (パナソニックドラム式洗濯乾燥機 NA-VX9600購入)

SNSアイコンテスト
この記事の所要時間: 1052

ドラム式洗濯乾燥機

その日は突然訪れました。18年間愛用していた洗濯機(シャープ縦型洗濯機ES-SS65)の挙動が怪しくなったのです。
電源をいれても気まぐれで30分後に動き始めたり、動かなかったり・・・不安定。

というわけで、洗濯機を10数年ぶりに買い替えました。

ちょうど新型モデルが陳列され始める初夏前、ボーナス商戦時期を狙って昨年発売されたモデルを購入しました。
私が選んだのはパナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-VX9600」の右開き(R)モデルです。
故障したタイミングが絶妙だったこともあり、価格がこなれ始めたパナソニックの上位機種です。

買い替えるならば、使い勝手を考えて、絶対に「縦型洗濯機」!、メーカーは「日立ビートウォッシュ」!と散々来るべき日に備えて調査していたにも関わらず、いざ買う段階になって商品選定をしていく中、心変わりしました。

ドラム式、進化しています。

スポンサーリンク

◆縦型ではなくドラム式洗濯機を選んだわけ

1.意外と洗浄力があること(7本シャワーでたたき洗い)

泥汚れなどの場合は縦型洗濯機が洗浄力あるため優位性がありますが、泥汚れがつくようなケースはわが家では想定されなかったのでドラム式でも問題なし。
かつて言われていたほど洗浄力は悪くなく、また頑固な皮脂や油汚れなどはドラム式できれいにとれることもポイント。
実際、パナの場合は、高い水圧で高濃度洗剤液の泡をつくって素早く衣類にふりかける「即効泡洗浄」と「温水機(15/30/40/60℃)」が特徴。

【参考】パナソニック「知らないとソン!お洗濯のコツ」
      ※デリケートな衣類も洗濯機におまかせ!おうちクリーニング

↓9年前のドラム式と比較しても最新モデルはシャワー数や洗い方も進化していることがわかります。参考:パナソニック公式

wash_img

2.つけ置き機能があること

「つけ置き」は縦型では頑固な汚れ落とし対策としてよくやっていたので、パナのドラム式でもできることがわかり、ポイントアップ。
また「温水機能」がついているので、「約40℃つけおきコース」を選択すれば、高濃度洗剤液を約40 ℃まで温めて約6時間保温。
黄ばみもしっかり落とすことができます。

3.洗濯・脱水・乾燥までの電気代・水道代が安い

普段、花粉の時期や梅雨時は浴室乾燥を使うことが多く、できれば入れ替えなしで一気に乾燥までやってしまいたいという期待がありました。

そうなると、電気代や乾燥能力を考えるとドラム式洗濯乾燥機、それも空気中の熱を利用してスポーディーに乾燥させる「ヒートポンプ式」一択です。
ヒーター式だとどうしても電気代や水道代がかさんでしまうので、乾燥まで期待するのであれば「ヒートポンプ乾燥方式」が低コストで一番です。65℃程度の低温乾燥なのもポイントで衣類を痛めたり縮んだりしません。

ちなみに電気代は、NA-VX9600モデルの場合は以下の通りです。
消費電力量が定格洗濯時で70Wh、定格洗濯乾燥時で890Wh/590Wh(ドラム:標準/省エネ)。
目安時間が定格洗濯時で30分、定格洗濯乾燥時で98分/160分(ドラム:標準/省エネ)です。
※最大電力量は消費電力に時間をかけたものですが、当然消費電力は運転時の最大値であり、運転中は一定ではありません。

仮に電気料金単位を1kwhあたり27円として、1回あたりの電気代=電力量料金(円/kwh)×消費電力量(kwh)で計算します。

この条件で試算すると・・・

①定格洗濯時:        1.89円/日(1日1回30分);56.7円/30日;689.85円/年間

②定格洗濯乾燥時(標準):24.03円/日(1日1回98分);720.9円/30日;8,770.95円/年間

となります。

比較のため、これまで使っていた旧型ES-SS65の仕様を確認しようとしたところ、あまりにも古くてネット上には情報なく断念・・・
代わりに参考値として、現在のパナソニックの縦型洗濯乾燥機(ヒーター式)の電気代を試算してみます。
このモデルの消費電力量が定格洗濯時で60Wh、定格洗濯乾燥時で2,290Wh。
目安時間が定格洗濯時で39分、定格洗濯乾燥時で211分(ドラム:標準/省エネ)です。
※最大電力量は消費電力に時間をかけたものですが、当然消費電力は運転時の最大値であり、運転中は一定ではありません。

①定格洗濯時:        1.62円/日(1日1回39分);48.6円/30日;591.3円/年間

②定格洗濯乾燥時(標準):61.83円/日(1日1回211分);1,854.9円/30日;22,567.95円/年間

となります。
最新モデルでの比較なので、定格洗濯時の電気代は縦型にやや分がありますが、乾燥込みの場合はやはりヒートポンプ式のほうがヒーター式よりも1/3の電気代ですことがわかります。

ちなみに、わが家でもよく使っていた浴室乾燥機の場合、1回あたり数時間稼働で約100円電気代がかかるため、毎日1回使う前提での単純計算で1ヶ月で3,000円、1年では36,500円かかることになります。恐ろしいほどの電気代です・・・

一方で水道代は現在のNA-VX9600モデルで使用水量が1回あたり約55L(乾燥時は0)で8年前の同じドラム式と比べても約6Lも節水できるように進化しています。

水道代は1回あたりの水道代(円)=消費水量(L)×水道料金単価0.241(円)で計算すると、

①定格洗濯時:78×0.241=18.798円/回;563.94円/30日;6,861.27円/年間

②定格洗濯乾燥時:55×0.241=13.255円/回;397.65円/30日;4,838円/年間

となります。

現行モデルの縦型洗濯乾燥機が洗濯時に110L、洗濯乾燥時に131Lに対して、ドラム式洗濯乾燥機はそれぞれ78L、55Lですので節水能力はドラム式が勝っている(洗濯時30%低減)ということがわかります。
※ドラム式は洗濯だけの場合は10kgまで、乾燥まで含めると最大6kgまでなので洗濯乾燥時での水量が少な目です。

また旧洗濯機の標準使用水量は97L(シャワーすすぎ+ためすすぎ1回)なので、洗濯だけで比較した場合、1回あたり97-78=19Lも節水効果があります。つまり1回あたり、19L×0.241=4.58円の節約になります。

4.自動槽洗浄機能・ナノイー

これはパナ特有の機能ですが、ドラム式の洗濯乾燥機の菌や臭いの発生を抑制します。

ナノイー槽クリーンでは洗濯終了後、洗濯槽内に「ナノイー」を充満させることで黒カビの発生を抑制する機能です。
初期設定しておけば、洗濯終了後に自動的に約60分程度洗浄が開始されます。

自動槽洗浄の電気代は1.2円/回で36円/月程度なので、ドラム式でありがちな臭いや菌を取り除くためには常にオンにしておいたほうがよさそうです。
もちろんナノイーの効果については空気清浄機で体験済みですのでわが家ではオン。

ただ黒カビ防止という点ではシャープの特長である「穴なし水槽」は魅力的でしたが・・・
これまで使っていたシャープの洗濯機にも搭載されており、その効果は実感済みでしたので、そこは少し悩みました。

【参考】パナソニック「洗濯機の黒カビ 予防と対策」

5.開口スペースが広くて取り出しやすい

腰痛もちの私的には縦型がよいかな・・・と思っていたのですが、意外と洗濯ものを取り出しやすいため、問題なし!

正直、同じドラム式で日立のドラム式の洗濯・乾燥機能も甲乙つけがたく魅かれました。
が、最終的に上位機種はサイズがパナよりも大きかったこともあり、デザインが良いパナソニックのドラム式に決定しました。

◆購入前にチェックするポイント

洗濯機を購入する際のチェックポイントとしては、洗濯機のサイズと防水パンのサイズ、蛇口の高さ、ドラム式洗濯乾燥機のドアの開閉方向、そして搬入ルートです。

パンフレットには詳細にサイズが記載されていますが、高い買い物ですし、素人にはちょっと複雑に思えます。
量販店で購入の場合は事前に提携業者が搬入ルートや設置スペースを無料で確認するサービスを提供していますので、ぜひ利用しましょう。
※ヤマダ電機の場合は購入金額の10%を手付金としていれておけば、無料見積してもらえます。

とはいえ、まったくなにも考えもなく店舗にいくよりは、あらかじめ商品選定時にはパンフレットを参考にメジャー片手に自宅の設置場所を計測したりして、ある程度設置できそうかは調べておくほうが賢明です。

パナソニックの場合、量販店には「設置スペ-ス確認シート」なるものが無料で配布されています。
また公式ページにもチェックするポイントが記載されているので参考にしてください。

【参考】きちんと測れば置ける!我が家にもドラム式

◆使い始めて1週間経過して感じるメリット&デメリット

現時点で感じるメリットは以下の通り。

メリット1. 洗濯中は意外と静かだった

旧型縦型洗濯機と比べると雲泥の差。運転音は洗濯時で32dB(デシベル)程度、脱水時で41dB、乾燥時で46dB。

参考までに一般的に身近な騒音クラスと比較すると、

  50デシベル ・静かな事務所・クーラー(屋外機、始動時)
 40デシベル ・市内の深夜・図書館・静かな住宅の昼
 30デシベル ・郊外の深夜・ささやき声

の間です。

メリット2.洗濯時間が早い! 

これまで旧型洗濯機で洗濯・脱水40分程度かかっていた洗濯も30分で完了。
容量アップでしかも早い。家事の時短につながります。

メリット3.脱水後のほぐし効果でからまりなし

これは目から鱗でした。いつもの洗濯にプラス10分の「ジェットほぐし」でごわつき低減効果あり。
脱水後にしばらく回転することで、縦型洗濯機ではからみまくっていた洗濯物が全く絡まず、取り出しやすい。しかも皺になりづらい。

メリット4.取り出し時の腰への負担は感じられない

最も心配だったドラム式の取り出しにくさは扉の位置が高めにあるため、縦型よりはむしろ取り出しやすいこと。
これは購入前にチェックしていたポイントですが、あらためて認識。

逆にデメリットですが強いて言えば、

デメリット1.洗えるものが限定的!?

羽毛布団が丸洗いできない、キッチンマットやバスマットもNGだったということでしょうか。

洗えるものがかなりシビアなので、マニュアルをみて、えっ!これ洗えないんだ・・・と思うことしばしば。
羽毛布団とキッチンマットが洗えない(故障の原因になる)のがちょっと不便です。

デメリット2.マメなメンテナンスが必要

洗濯後に自動ですがナノイー槽洗浄、そして乾燥後には乾燥フィルターの掃除、1週間に1回は排水フィルターの掃除等が必要です。
ドラム式は縦型に比べると多少デリケートな機種なので丁寧に掃除をすることが寿命をのばすコツです。

デメリット3.意外と短い保証期間

今回購入した際の保証期間は、メーカー保証の1年間+ヤマダの延長保証4年の計5年。
一般的には縦型洗濯機の寿命は7年程度、ドラム式洗濯乾燥機では6年です。
パナソニックの補修用性能部品の保有期間が目安
延長保証期間はかなり微妙なラインをついていますね。^-^;

思えばこれまで愛用していたシャープの縦型洗濯機は一般的な製品寿命(7年)よりも+11年も長生きした!ということです。
(2度ほど訪問修理にきていただきました)

今回購入したドラム式も末永くつきあいたいので、丁寧にケアしつつ、おうちクリーニングライフを実践します。

◆ドラム式洗濯乾燥機まとめ

・ドラム式が発売開始された当初よりも、機能は大幅に進化。

・洗浄力、運転時間、換装能力、メンテナンス、節水・節電は改善されている。

※光熱費は、洗濯だけは7,551円/年間、洗濯乾燥で13,610円/年間(1日1回)

・洗濯での節水は縦型に比べて30%低減。

・乾燥機能は梅雨時、花粉の季節には重宝。

・家事軽減効果あり。共働きで時間はない人には特におすすめ。

スポンサーリンク
SNSフラットアイコンテスト

この記事を書いたのは

dalahast_shikaku2

dalahast(ダーラヘスト;@dalahast_jp)です。ほぼ週末限定の趣味のお料理以外に日々の暮らしのなかで興味をもったこと等を 気の向くままに徒然に綴っています。
詳しいプロフィールはこちら

スポンサーリンク

このサイトをフォローする

Copy Protected by Tech Tips's CopyProtect Wordpress Blogs.