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Bluetooth対応スピーカーの選び方とおススメ5選(万能編)

CMT-V70BIP本体

iPhone等のデバイスから手持ちのコンポにつながるスピーカーへBluetooth経由で音楽を飛ばしてきくための中継機器は以前の記事でご紹介しました。

過去記事: ワイヤレスで音楽環境構築できるPTM-BTR1

今回はデバイスから音楽をダイレクトに飛ばしてきくことができるBluetooth対応スピーカーの選び方と、数ある製品の中から比較的万能なおすすめスピーカーをご紹介したいと思います。

Bluetooth対応スピーカー元年到来か

最近ではiOSやAndroidスマートフォンやタブレットが人気になってきたこともあり、どのデバイスでも接続端子や仕様に関わらず共通して利用できるスピーカーが各社より発売されています。
昨年、iPhoneやiPadが従来のコネクターから「Lightningコネクター」に変更したことで、それまで発売されていた機器が使用できなかったり、別途アダプターを買い求める必要がありました。

かくいう私もそのタイミングで「Lightningコネクター」対応ではないDock対応のSony製Speakerを購入したたためにiPhone5やiPadを直接接続して充電しながら音楽を聴くことができなくなり困りました。
メーカー側も仕様変更で右往左往する状況でしたが、ここ1年あたり、デバイスの接続端子に依存したスピーカーよりも汎用性のあるBluetoothで接続するスピーカーの注目度が高まってきています。
価格も1万円程度から数万円程度まで、用途に応じて様々なラインナップがそろってきました。
1つのスピーカーでiOSもAndroidも対応できるため、これはユーザーとしては喜ばしいことだと思います。

用途別にBluetooth対応スピーカーを選ぶ

Bluetooth対応スピーカーを購入するにあたり、まず主に「どこで利用するのか?」を考える必要があります。
例えば、自宅の中で利用する、自宅内で持ち歩いていろいろな場所で利用したい、自宅内加えて外出先にも持ち歩いて使いたい、アウトドアやお風呂でも使いたいので防水性があるほうがよい、、、、等々。
そしてコストパフォーマンス重視なのか、さらには音質や携帯性を重視するのかによって商品の選択肢は変わります。

私の場合は寝室で

①自宅NASとクラウドサービスGoogle Musicにアップロードしている音楽をiOSデバイス(iPhone/iPad)とAndroidデバイス(Xperia/Nexus7)から操作してBluetooth経由で音楽を飛ばして聴く

②Walkman(非Android)からBluetooth経由で音楽を飛ばして聴く

③できればCDやラジオも聴ければ嬉しい

といったことが導入目的でした。

この条件であれば今発売されているものであれば、ほぼ合致しますが、当時はまだ出始めで選択肢も少なく、デザインも含め検討した結果、iPhone Dockコネクタ付でBluetoothに対応したSONY CMT-V70BIPを購入するに至りました。

Bluetooth対応スピーカーに必要な機能

私の所有するBuletooth対応スピーカーはSonyのCMT-V70BIPですので既に現在のモデルからすると1~2世代前となりますが、まだまだ現役です。
デバイスとの接続方式はDock接続とBluetooth接続の2通りで、今所有するデバイス(iOS, Android)からは有線ではなく、すべてBluetooth経由でペアリング接続して音楽を聴いています。

ペアリングとはBluetooth機器ではあらかじめ接続しようとする機器をスピーカー側で登録しておく必要があり、この登録のことをペアリングと呼びます。
基本的には一度ペアリングすれば、再びペアリングする必要はありません。

◆NFC対応、マルチペアリングは必須機能

最近ではNFC対応の機器が増えてきており、スピーカー側がNFC対応していることによりNFCを搭載するスマホをかざすだけでスピーカーとスマホを簡単にペアリングできる機能がウリになっています。
これは音楽ソースを出力するデバイスがiPhoneやWalkman、Xperia等、複数あるユーザーにとっては便利な機能です。

また、複数のデバイスを登録できるマルチペアリング機能もガジェット好きには必須の機能です。
必ずスピーカー側でペアリングできるデバイスの数も必ずチェックしましょう。
CMT-V70BIPの場合は9台までの機器をペアリングすることができます(9台分をペアリングしたあと新たな機器をペアリングすると、9台のなかで最後に接続した日時が最も古い機器のペアリング情報が、新たな機器の情報で上書きされます)。

◆対応プロファイル、実用最大出力、ポータビリティを求めるなら重量やバッテリーの持続時間もチェック

対応プロファイルや実用最大出力といった仕様についても、事前にチェックしておくことをおすすめします。
また携帯性を重視するのであれば、機器の重さであったり、ACアダプターなしで何時間内蔵バッテリーが持続するのかも大切なポイントです。

汎用性のあるスピーカー5選

ある程度パワーも音質もあり、据え置きだけではなく携帯性も備えたおすすめBluetooth対応スピーカーの5選はこちら。

①Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker
<仕様>
・外形寸法    180(W) x 51(H) x 59(D)mm
・質量    655g
・カラー    シルバー
・電源電圧    AC 100V-240V (50/60 Hz)(専用電源アダプター使用)
・外部音声入力    φ3.5mmステレオミニジャック×1
・Bluetooth機器とのペアリング履歴を直近で6台まで保持
・本体の充電式リチウムイオンバッテリーは通常音量で約7時間の連続再生が可能
・専用クレードルで充電

②Sony SRS-BTXシリーズ
<仕様>
SONY SRS-BTX300
・実用最大出力:総合出力20W(10W+10W)
・使用スピーカー 直径70mm(フルレンジ)×2
エンクロージャー方式 パッシブラジエーター方式
SRS-BTX500
・実用最大出力:総合出力40W(10W+10W+20W)

③Jawbone Jamboxシリーズ
<仕様>
・連続再生時間:最大約10時間
・接続端子:MicroUSBコネクター
・充電端子:USBコネクター(MicroUSB-USBケーブル付属)
・充電時間:約90分で80%の急速充電、満充電まで約150分
・スピーカー出力:2W x2<0.1%THD, 85dB@0.5m
・周波数特性: 60Hz-20kHz
・ACアダプター: INPUT:100-240V 50/60Hz OUTPUT:5V 550mA Max2.5W
・製品サイズ:151×57×40mm(W×H×D)
・製品重量: 327g

④TDK TDK LoR Bluetooth
<仕様>
・Bluetooth規格 Bluetooth標準規格 Ver. 2.1 + EDR Class2
・Bluetoothプロファイル A2DP(Advanced Audio Distribution Profile) AACサポート HSP HFP
・スピーカー:38mmフルレンジドライバーx2、63mmサブウーファーx1、63mmパッシブラジエーターx2
・最大出力:3W x 2 + 9W

⑤パナソニック SC-NAシリーズ
<仕様>
・この秋発売の重低音強化したBluetoothスピーカー。
・Bluetoothのバージョンは3.0
・対応プロファイルはA2DP(SCMS-T対応)/AVRCP/HFP
・音楽の再生だけでなく、スマートフォンでのハンズフリー通話も可能
・コーデックは標準的なSBCに加え、高音質なAAC/aptXも利用可能
・低域再生能力を確保するための仕組み「XBS Master」が採用
・AUX入力端子を搭載。オーディオコード(市販品)で外部機器の音声を聴ける
・容量はSC-NA30が7.2V/2,900mAhで、SC-NA10は7.4V/1,240mAh。
約3時間でフル充電され、LPモードを使用した場合、どちらも約20時間の連続再生が可能
・重量はSC-NA30が約930gで、SC-NA10が約415g(カバー含まず)

お風呂スピーカー等、番外編は次回に・・・

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この記事を書いたのは

dalahast_shikaku2

dalahast(ダーラヘスト; @dalahast_jp)です。ほぼ週末限定の趣味のお料理以外に日々の暮らしのなかで興味をもったこと等を 気の向くままに徒然に綴っています。
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