年末近づくということで気になるランキングシリーズ。今回のテーマはこのブログのテーマの1つでもある、「料理」です。
私は最近知ったのですが、国内では料理レシピ大賞なるものがあるそうです。
国内では芥川賞や直木賞といった由緒あるものから、近年盛り上がりをみせている本屋大賞など、文芸書に関する賞はたくさんありますが、実用書に関するものはほぼありません。
そこで、実用ジャンルの中でも読者からの人気が高い「料理レシピ本」の書籍としての魅力をアピールし、その価値を広く知らしめようと、「料理レシピ本大賞 in Japan」が2014年に創設されました。
全国の書店員さんが「おいしくて手順が分かりやすく、再現可能な内容か」「料理をすることがたのしくなる、または何度でも作りたくなる内容か」などの基準で選んだ「料理レシピ本大賞(正式名称:料理レシピ本大賞 in Japan)」。
料理レシピ本大賞には【料理部門】と【お菓子部門】の2部門が設けられています。
過去受賞作をみてわかる通り、料理の基本や定番のレシピ本が中心で、どれも実用的なものば連れかりです。
また働く女性やお子さまのお弁当などにも役立つ「つくりおき」、「保存食」、「時短」がトレンドであることがわかります。
第10回料理レシピ本大賞 in Japan 2023
【料理部門・大賞】
「やる気1%ごはん テキトーでも美味しくつくれる悶絶レシピ500」まるみキッチン KADOKAWA
「誰でも簡単につくれる」をモットーにした料理をSNSに投稿する料理家、まるみキッチンさんによる、料理が苦手、疲れてごはんづくりどころではない、でも美味しいものは食べたいといった人の願望を叶えるレシピ本。
800品超ある手持ちのレシピの中から厳選、さらに新作レシピを150品収録。バラエティに富んだ500品を収録
【料理部門・準大賞】
「JA全農広報部さんに教えてもらった 世界一おいしい野菜の食べ方」JA全農広報部 KADOKAWA
大人気公式Twitterの食材豆知識をもっと詳しく!農産物のプロJA全農 広報部(@zennoh_food)直伝!今すぐ使える野菜のティップス。
【料理部門・入賞】
「リュウジ式 至高のレシピ 2 人生でいちばん美味しい基本の料理100」リュウジ (料理家)ライツ社
「料理レシピ本大賞 in Japan 2022」大賞受賞作、待望の続編。前作よりも超・実用的なレシピがいっぱい。
「毎日おにぎり365日」日々おにぎり 自由国民社
今日の食卓に、お弁当に、おとなからこどもまで、お家にあるもので日々おにぎり。今日のごはん、どうしよう?そんなとき、おにぎりをにぎってみませんか。料理が苦手でも、時間がなくても大丈夫。定番から変わり種まで、春夏秋冬のおにぎりをあつめました。
「和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず」笠原将弘 主婦の友社
東京・恵比寿の日本料理店「賛否両論」店主、笠原将弘さんの鶏むねのすべてを語り尽くしたレシピ本。
【特別部門・プロの選んだレシピ】
「ミニマル料理 最小限の食材と調理法で最大のおいしさを手に入れるためのレシピ85」稲田俊輔 柴田書店
専門店さながらの味があふれる今、新たな輝きを放つ“凛としたかつての家庭料理” の進化形。
【特別部門・ニュースなレシピ】
「笠原将弘の毎朝父さん弁当」笠原将弘 KADOKAWA
人気料理人、笠原将弘さんが毎朝家族に作ってたどりついた、おいしさお墨つきのお弁当レシピがぎゅっと詰まった至極のお弁当レシピ本。
「地球のかじり方 世界のレシピ図鑑BOOK」地球の歩き方
62の国と地域の名物料理89品を再現!食の歴史・文化・習慣を学べる雑学コラム付き。
【こどもの本賞】
「パンどろぼうのせかいいちおいしいパンレシピ」柴田ケイコ KADOKAWA
【エッセイ賞】
「10品を繰り返し作りましょう わたしの大事な料理の話」ウー・ウェン 大和書房
ウー・ウェンさんのこれだけマスターすれば、家庭料理は大丈夫な一生役立つ料理術。
【コミック賞】
「疲れた人に夜食を届ける出前店」中山有香里 KADOKAWA
46の夜食レシピと描き下ろし20P収録。とある町の片隅で、クマがはじめた夜食の出前店。従業員はクマとサケ、ゴリラ、ネコ。お疲れ気味の人々が1週間を乗り越えられるよう、温かい夜食を届けます。
【お菓子部門・大賞】
「とんでもないお菓子作り」江口和明 ワニブックス
YouTube登録者数10万人、大人気パティスリー『DEL’IMMO』の江口和明、初の書籍。
全工程写真付きで「お菓子作りのなぜ?」を丁寧に解説。
常識を疑い、無駄な工程を省き、プロならではのワザも存分に詰め込んだ「わかりやすく簡単で誰もが失敗しない」永久保存版。
【お菓子部門・準大賞】
「はじめまして、おやつ 誰でもぱぱっと作れる定番レシピ」若山曜子 マガジンハウス
混ぜて焼くだけ、15分でできる!Instagramフォロワー14.5万人!人気料理研究家が教える、気ままに作れる45品。
第9回料理レシピ本大賞 in Japan 2022
【料理部門・大賞】
「リュウジ式至高のレシピ 人生でいちばん美味しい!基本のレシピ100」リュウジ/ライツ出版
定番料理が見たことのないアイデアで人生最高の味にキマる至高のレシピを紹介。工程はプロセス写真で丁寧に解説する、大人気料理家リュウジさんのレシピ集。
【料理部門・準大賞】
「今日のごはん、これに決まり!Mizukiのレシピノート決定版!500品」Mizuki/学研プラス
1〜2食材からできて、最短5分! メインの肉おかずから、野菜のサブおかずとスープ、1品ごはん、おやつ・スイーツまで、「簡単すぎて作る気になる」500レシピを紹介。Mizuki式ごはんのコツも収録。
【料理部門・入賞】
「10年かかって地味ごはん。」和田明日香/主婦の友社
「遊びに来た友達に教える感覚で書いた」画期的にわかりやすいレシピとともに紹介。
「宇宙一ずぼら絶品めし」だれウマ/KADOKAWA
大人気料理系YouTuberだれウマの、誰でもウマく宇宙一かんたんに作れちゃう人気YouTuber100レシピ集。ガッツリ男飯から、肉魚料理、おつまみ、スイーツレシピまで3ステップでわかりやすく紹介。
「お味噌知る。」土井善晴/世界文化社
「一汁一菜」の提唱者、土井善晴先生、初の味噌汁レシピ本。初の親子共著。
食生活から暮らしを整えたい全ての世代の方に。お味噌汁をひとりで作れたら、料理の「きほん」がわかるようになる本。
【料理・入賞 プロの選んだレシピ賞】
「スーパーの食材でフランス家庭料理をつくる 三國シェフのベスト・レシピ136永久保存版」/三國清三/KADOKAWA
フレンチの巨匠・三國シェフが教える、簡単でわかりやすいYouTubeの人気レシピ136品を1冊に集めた永久保存版。
【エッセイ賞】
「おいしい子育て」平野レミ/ポプラ社
幼少期のふたりの息子さんとの思い出から、育児と仕事との付き合い方や料理哲学まで。子育てと料理の喜びがたっぷり詰まったエッセイ集。47品のオリジナルレシピも収録。
【こどもの本賞】
「お菓子はすごい! パティシエが先生!小学生から使える、子どものためのはじめてのお菓子の本」柴田書店
パティシエに教わりながら、食べたいお菓子やプレゼントしたいお菓子を楽しくつくる。そんなお菓子教室のような内容が詰まった一冊。
【コミック賞】
「泣きたい夜の甘味処」中山有香里/KADOKAWA
【お菓子部門・大賞】
「満月珈琲店のレシピ帖」桜田千尋/主婦の友社
ツイッターなどで話題の架空の喫茶店「満月珈琲店」の初のレシピ集。
見ているだけで心が浄化される満月珈琲店のメニューを完全再現した写真と、そのレシピを掲載。描き下ろしイラストも豊富にあり、見て、作って、食べて楽しむ、満月珈琲店初めてのレシピ集です。
【お菓子部門・準大賞】
「はるあんのベストおやつ コツは特にない。でも、100%おいしい!」はるあん/ライツ社
カップアイスで作れるスーパーマフィン、生チョコみたいな濃厚ガトーショコラ…。失敗しちゃいそうな工程はぜんぶ省いているのに、大満足の出来上がり。だれが作っても再現率100%のおやつレシピを紹介。
第8回料理レシピ本大賞 in Japan 2021
【料理部門・大賞】
「カレンの台所」滝沢 カレン/サンクチュアリ出版
言葉の魔術師・滝沢カレンが綴る、超感覚レシピ。
分量や手順が無いのになぜかわかりやすく、読んだら作ってみたくなるレシピがたくさんのっています。
【料理部門・準大賞】
「りなてぃの1週間3500円献立」RINATY/宝島社TJMOOK
簡単でおしゃれ! 満足度が高くて彼も喜ぶ愛情ごはん。
1週間3,500円の節約レシピが5週間分。
【料理部門・入賞】
「基本調味料で作る体にいいスープ」齋藤 菜々子/主婦と生活社
汁ものとしてはもちろん、主菜にもなってくれるような、満足感のあるスープを提案。
「syunkonカフェごはん 7」山本ゆり/宝島社 e-MOOK
「世界一受けたい授業」「サタデープラス」ほか、TVでも大反響のsyunkonカフェごはんシリーズ最新刊。
「野菜はスープとみそ汁でとればいい」倉橋利江/新星出版社
たっぷりの野菜がとれる汁ものレシピが89点掲載。
「自炊。何にしようか」高山なおみ/朝日新聞出版
神戸に引っ越し一人暮らしをはじめてからの「ひとり分のごはん」の自炊アイデアをまとめた本。
【エッセイ賞】
「syunkon日記 おしゃべりな人見知り」山本ゆり/扶桑社
【こどもの本賞】
「料理はすごい!シェフが先生!小学生から使える、子どものための、はじめての料理本」柴田書店
【コミック賞】
「眠れぬ夜はケーキを焼いて」午後/KADOKAWA
【お菓子部門・大賞】
「材料2つから! オーブン不使用! もっと! 魔法のてぬきおやつ」てぬキッチン/ワニブックス
話題のてぬき料理研究家、待望のおやつレシピ第2弾。
【お菓子部門・準大賞】
「世界のおやつ おうちで作れるレシピ100」鈴木文/パイ インターナショナル
アジア・中東・アフリカ・アメリカ・ヨーロッパなど…世界各国に伝わるおやつ100品を、”旅するパテシィエ”鈴木文がおうちでつくれるレシピとともに紹介。
第7回料理レシピ本大賞 in Japan 2020
【料理部門・大賞】
「ひと口で人間をダメにするウマさ! リュウジ式 悪魔のレシピ」リュウジ/ライツ社
【料理部門・準大賞】
「藤井弁当」藤井恵/学研プラス
【料理部門・入賞】
「syunkonカフェごはん レンジでもっと!絶品レシピ」山本ゆり/宝島社
「朝10分でできる スープ弁当」有賀薫/マガジンハウス
「力尽きレシピ」犬飼つな/光文社
【こどもの本賞】
「おにぎり」平山英三 ぶん 平山和子 え/福音館書店
【エッセイ賞】
「頑張らない台所〜60歳からはラクしておいしい」村上祥子/大和書房
【コミック賞】
「私でもスパイスカレー作れました!」こいしゆうか 印度カリー子/サンクチュアリ出版
【お菓子部門・大賞】
「材料2つから作れる! 魔法のてぬきおやつ」てぬキッチン/ワニブックス
【お菓子部門・準大賞】
「志麻さんの気軽に作れる極上おやつ」志麻/マガジンハウス
【特別選考委員賞】
「フライパン煮込み」若山 曜子/主婦と生活社