
最近の車では当たり前になってきたApple CarPlayやAndroid Auto。
スマートフォンのナビや音楽アプリを車のディスプレイで使える便利な機能ですが、少し古い車になると、そもそもCarPlayに対応していないこともあります。
私の車もそのひとつ。
普段使っているiPhoneのナビや音楽を車内でも便利に使いたいと思っても、純正のカーナビだけではなかなか難しい。
そこで以前、後付けのディスプレイオーディオ「Ottocast ScreenFlow」を導入してみたところ、CarPlay非対応の車でも11.4インチの大画面でiPhoneを活用できるようになり、車内環境がぐっと快適になりました。
今回使ってみたのは、そのOttocastから登場した「Ottocast Screen AI」。
11.4インチの大画面やワイヤレスCarPlay/Android Autoに加え、Gemini AIによる音声操作やGoogle Play Storeにも対応しています。
実際に使ってみると、タッチ操作はスムーズで動作もきびきび。以前のモデルからの進化を感じるだけでなく、AIを活用した新しい車内での使い方も楽しめる製品でした。
この記事では、CarPlay非対応車で実際にOttocast Screen AIを使ってみて感じた、使い勝手や便利な機能、気になった点などをレビューします。
「Ottocast Screen AI」とは?

Ottocast Screen AIは、Android 15を搭載した11.4インチの大画面タッチモニターです。
4GB RAM+32GB ROM、8コアCPUを搭載し、ワイヤレスCarPlay/Android Autoに対応。さらにGemini AIによる音声操作やGoogle Play Storeからのアプリ追加、画面分割表示にも対応しています。
音声出力はBluetooth、AUX、FMトランスミッターに対応しており、幅広い車種に後付けしやすいプラグ&プレイ設計です。
今回使ってみようと思った一番の理由は、私の車がCarPlayに対応していないこと。
普段からiPhoneを使っているので、Google Mapsなどのナビアプリや音楽アプリを車内でも活用したいと思っていました。
しかし、CarPlay非対応の車では、そのままiPhoneの画面を車載ディスプレイに表示することができません。
そこで以前、Ottocast ScreenFlowを導入しました。
今回のScreen AIも基本的な目的は同じ。車を買い替えるほどではないけれど、ナビやスマートフォン連携はもう少し便利にしたい。
そんな思いから使ってみることにしました。

実際に使ってみて感じたこと

動作がきびきびしていてストレスがない
実際に使ってみて、まず感じたのが動作の軽快さです。
以前のモデルと比べても、スペックがあがり、きびきび動く。
画面の切り替えやタッチ操作がスムーズです。
アプリを起動したり、画面を操作したりするときにも、もたつきを感じにくくなっています。
毎日使う車載機器だからこそ、こうしたレスポンスの良さは重要です。
11.4インチの大画面でCarPlayが快適

11.4インチの大画面は、やはり車内で使うと見やすい。
Google Mapsなどのナビ画面も広く表示でき、スマートフォン単体でナビを使うよりも視認性が高まります。
ワイヤレスCarPlayに対応しているので、iPhoneをケーブルで接続する手間もありません。
普段使っているiPhoneのナビや音楽アプリを、そのまま大画面で使えるのは便利です。
Gemini AIによる音声操作が面白い


Screen AIという名前の通り、今回の大きな特徴がGemini AIです。
Gemini AIアシスタントを内蔵し、音声だけでナビ検索や音楽再生、検索、天気確認などを操作できます。
運転中に画面を細かく操作する代わりに、音声で指示できるのは車載機器との相性がよい機能。
単なるディスプレイオーディオではなく、AIを使って車内で情報を調べたり操作したりできるのは、これまでのモデルにはなかった新しい魅力です。

Google Play Store対応でアプリの自由度が高い

個人的に、前モデルからの進化として大きいと感じたのがアプリの自由度です。
以前のScreenFlowでは、Ottocast独自のストアから対応アプリを追加する方式でした。
Screen AIではGoogle Play Storeに対応しているため、対応するアプリをより自由に追加できます。
CarPlayを使うだけなら必要十分な機能ですが、Android端末としても使いたい人にとって、この自由度は大きなメリットです。
画面分割でナビと音楽などを同時表示
11.4インチの大画面を活かして、画面分割表示にも対応しています。
ナビと音楽など、複数の情報を一画面に表示できるため、画面の大きさを有効に活用できます。

右:CarPlayでiPhoneのカーナビアプリを表示
古い車でも手軽にディスプレイオーディオ化できる

右:CarPlay画面
今回の製品を選んだ最大の理由でもありますが、古い車でも後付けでディスプレイオーディオ環境を構築できるのは大きな魅力です。
純正ナビを交換するような大掛かりな作業をせず、電源を確保して本体を設置するだけ。
CarPlay非対応だからといって、車そのものを買い替える必要はありません。
今の車をまだ乗り続けたいけれど、車内のデジタル環境は新しくしたい。
そんな場合にちょうどよい選択肢です。

シガープラグ電源ケーブル

前モデル「Ottocast ScreenFlow」からどこが進化した?
以前使っていたScreenFlowと比較すると、画面サイズはどちらも11.4インチですが、中身はかなり進化しています。
Screen AIは基本的なCarPlay対応に加えて、動作性能やアプリの自由度、AI機能が大きく進化しています。
| 項目 | ScreenFlow | Screen AI |
| 画面サイズ | 11.4インチ | 11.4インチ |
| OS | Android 13 | Android 15 |
| CPU | 4コア | 8コア |
| RAM | 2GB | 4GB |
| ROM | 32GB | 32GB |
| CarPlay | 〇 | 〇 |
| Android Auto | 〇 | 〇 |
| Gemini AI | ー | 〇 |
| Google Play Store | ー | 〇 |
一方で、CPUやRAMが強化され、Androidも新しくなっています。実際に使ってみても、前モデルより動作が軽快になったことを実感できました。
さらにGemini AIやGoogle Play Storeにも対応。
以前のScreenFlowでは、利用できるアプリに制限がありました。
Screen AIではGoogle Play Storeに対応しているため、対応するアプリをより自由に追加できます。
「大画面でCarPlayを使う」という基本的な便利さはそのままに、性能と自由度を高めた進化版という印象です。
こんな人におすすめ
まとめ:古い車でも、CarPlayとAIでここまで快適に

Ottocast Screen AIを実際に使ってみて感じたのは、CarPlay非対応の古い車でも、手軽に車内環境をスマート化できるということ。
私の車もCarPlay非対応ですが、Screen AIを設置することで、iPhoneのナビや音楽を11.4インチの大画面で快適に利用できるようになりました。動作もきびきびしていて、タッチ操作もスムーズです。
さらに、Gemini AIによる音声操作やGoogle Play Storeにも対応。以前使っていたScreenFlowから、動作性能や機能の自由度が大きく進化しています。
11.4インチというサイズは車種によって設置場所を選びますが、車を買い替えるほどではないけれど、CarPlayやスマートフォン連携をもっと便利にしたいという人には、かなり魅力的な1台だと思います。


















