
「家にいる時も、外出先でも、家族やペットの様子が知りたい」「留守中の不審者が心配」「一人暮らしの親を見守りたいけど、大掛かりなシステムは避けたい」―― ネットワークカメラは今や、そんなあなたの「見守りたい」という気持ちに寄り添う、なくてはならない心強いツールとなりました。
今回ご紹介するTP-Linkの「Tapo C216」は、2K 3MPの高解像度、広範囲をカバーするパン/チルト機能、そしてAIによる人物検知など、今の時代に求められる必要な機能をコンパクトにまとめた注目のモデルです。
特に注目すべきは、Tapoシリーズの屋内・屋外対応モデルとしては初となるUSB Type-C給電ポートを搭載した点。
これにより、付属のブラケットを使えば、据え置きだけではなく、さらに多様な設置方法に対応できるようになり、あなたの生活空間に合わせた柔軟な設置が可能になりました。
※PR:本記事は、ティーピーリンクジャパン株式会社から商品を提供いただき、個人的な感想を中心にレビューをしています。
「Tapo C216」 の製品概要

注目のポイント
こんな人におすすめ
製品仕様について
公式サイト(製品仕様) TP-Link Tapo C216
Tapo C216製品仕様について
製品名 | TP-Link 「Tapo C216」 |
寸法 | 105.3 × 77.8 × 69.8mm |
本体重量 | 220g |
電源 | 5V DC電源アダプター |
消費電力 | 2.3W(最大5W) |
カメラ解像度 | 2K 3MP(2304 × 1296px) |
カメラ視野角 | 85°(対角)/ 73.5°(水平)/ 41°(垂直) |
パンチルト | 360º(水平)/152º(垂直) |
ナイトビジョン | カラーナイトビジョン・850nm IR LED(最長12m) |
動画フレームレート | 30fps |
動画圧縮 | H.264 |
オーディオ | 内蔵マイク&スピーカー搭載(双方向通話可能) |
防塵・防水規格 | IP65 |
音声通話 | 双方向通話 |
無線通信規格 | IEEE 802.11b/g/n・2.4GHz Wi-Fi |
セキュリティ |
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録画機能 |
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検知機能 | AI検知(動体検知、人物検知、赤ちゃんの泣き声検知、タンパリング検知) |
通知機能 | システム通知、スナップショット付き通知(Tapo Care利用時) |
3rd Party連携 | Googleアシスタント・Amazon Alexa・Samsung SmartThings |
同梱物 | Tapo C216本体、取り付け用ブラケット、位置決めシール、取り付け用アンカー、取り付け用ネジ、電源アダプター、USBアダプターケーブル(2m)、かんたん設定ガイド |

Tapoアプリ(設定・映像閲覧用)
「Tapo C216」はTapoシリーズのカメラ同様に、スマホ用アプリケーション「TP-Link Tapo」を使えば、誰でも簡単に初期設定から設定したカメラを遠隔からリアルタイムに映像で監視したり、録画した映像を視聴することができます。
スマートフォン用アプリはこちら。
「Tapo C216」 の製品レビュー
外観:手のひらサイズで持ち運びも設置も楽々

これまでのTapoシリーズの屋内カメラとは違った、一見、SF映画にでてきそうなロボットのようなフォルムです。
本体も手のひらにのるコンパクトなサイズ感(105.3 × 77.8 × 69.8mm)。



これまでのTapoシリーズのカメラと違い、USB(Type C)で給電するタイプのため、設置の自由度が高まりました。
モバイルバッテリーでも充電可能なので、屋内・屋外問わず、好きなところで使うことができるのが最大の特徴です。
設置場所も、付属のブラケットを使えば据え置き設置以外にも、様々なシーンに対応可能です。

本体はIP65に準拠した防水防塵対応で、専用のUSBケーブルは防水性を高めたキャップ形状になっていますが、基本的には屋外であっても強い雨がかからない屋根のあるところで使うことを想定したカメラです。

高画質・広範囲をカバーするパンチルト機能搭載

「Tapo C216」は、最大2K(2304×1296ピクセル)/30fpsでの撮影に対応。
スポットライトやスターライトセンサー対応のセンサーを搭載しているので、暗所でもフルカラーで撮影が可能です。
カメラの視野角は、対角85°/水平73.5°/垂直41°とやや狭いですが、その分パンチルト機能がついているので、水平360º/垂直152º(垂直)まで広範囲をカバーします。
カメラの可動範囲はこちらの動画の通り、かなり自由度があります。
稼働音もかなり静かで、見守りカメラとしては安心ですね。
最新AIで見守り&通信機能も充実
一般的なカメラだと、常に何がおこっているのか、その都度チェックしないといけないですが、「Tapo C216」であれば大丈夫。
最新のAIアルゴリズムを搭載しているので、人物検知以外にも泣き声などを検知して、アプリに通知。
自動追尾機能もあるので、ペットや子供の動きを的確に捉えて見守ります。
また、内蔵マイクとスピーカーも搭載されているので、カメラを通して通話もできます。


選べる録画スタイル(ローカル&クラウド)

「Tapo C216」は、カメラで録画したデータを記録する方法はローカルとクラウドの2通り選べます。
録画方法 | 内容 |
❶ローカルストレージ録画 |
本体に内蔵した別売りのmicroSDカード(最大512GBまで)に録画保存する。 |
❷クラウドストレージ録画 | TP-Linkが提供する有料クラウドサービス「Tapo Care」を契約することで、最大30日間の映像をクラウド上に録画保存する。 プランにもよるが、最大10台までのカメラを登録可能。 TP-Linkが提供する有料クラウドサービス「Tapo Care」を契約することで、最大30日間の映像をクラウド上に録画保存する。 プランにもよるが、最大10台までのカメラを登録可能。 参考 Tapo Care(公式) |
選べる視聴スタイル(純正アプリ+α)

「Tapo C216」は、純正のTapoアプリを使えば、遠隔からいつでもどこからでもカメラ映像をチェックすることができます。
その他、スマートスピーカー連携、RTSP対応アプリを使って映像の確認も可能なので、お好みの視聴スタイルを選べるのもポイント。
視聴方法 | 内容 |
❶Tapoアプリ | TP-Link提供の公式アプリ。 1画面で最大4つのカメラを監視可能。 最大32台のカメラを8枚の画面で監視も可能。 家族間でカメラを共有可能(同時接続は2名まで) |
❷スマートスピーカー・ ストリーミングデバイス |
音声アシスタント(Alexa, Google)と連携することで、ディスプレイ付きのスマートスピーカーやストリーミングデバイスに接続したTVやディスプレイで監視可能。 ※5分経過すると自動的にタイムアウト ※低画質(LQ)のみ対応 参考 設定方法 |
❸PC用RTSP対応アプリ | VLCやiSpyなどRTSPに対応したPC用アプリケーションで監視可能。 参考 設定方法 ※メーカーサポート対象外 |
まとめ:手のひらサイズの「どこでも見守り」万能カメラ

「Tapo C216」は、従来のTapoシリーズのカメラとして高画質な性能やAI搭載など、機能面を継承しつつも、USB Type-Cに対応したことで、屋内屋外とも設置の自由度が向上しました。
Tapoシリーズ共通にいえることですが、この価格帯でAI検知や録画場所を選べるなど、様々なニーズにも応えるまさに万能型、コスパ高いカメラと言えるでしょう。
アプリも共通のため、同じシリーズのカメラを後から追加して、1つのアプリでまとめて管理できるので、複数カメラを設置する方には特に利便性が高く、導入コストも低いのでできるだけ安く、それでいて性能のよいネットワークカメラをお探しの方にはぴったり。
ポータビリティ性や設置の自由度の点で、ネットワークカメラをお探しの方には特におすすめです。