
「防犯カメラを設置したいけど、配線工事は面倒だし、月額費用もかかる……」そんな悩みを一度は感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するTP-Linkの「Tapo C645D KIT」は、そんな悩みをまとめて解決してくれる一台です。
最大のポイントは、ソーラー給電による完全ワイヤレス設置と、1台に2つのレンズを搭載したデュアルカメラ設計の組み合わせです。
165°の広角カメラで全体を見渡しながら、もう一方のパンチルト望遠カメラ(360°稼働・6mm望遠)がAIで動体を自動追尾。玄関とカーポートなど、これまで2台必要だった監視エリアを、1台でスマートにカバーできます。
「屋外カメラは設置のハードルが高い」という常識を覆す、新しいホームセキュリティカメラの魅力をレビューします。
※PR記事:TP-Link様より商品サンプル提供を受けて、実際に使ってみた個人的な感想を中心にレビューしています。
「Tapo C645D KIT」 の製品概要

注目のポイント
こんな人におすすめ
製品仕様について
公式サイト(製品仕様) Tapo C645D KIT
Tapo C645D KIT製品仕様について
| メーカー/製品名 | TP-Link / Tapo C645D KIT |
| 本体サイズ | カメラ:132 × 82 × 160mm ソーラーパネル:173 × 120 × 15.5mm |
| 電源 |
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| 設置方法 | 軒下取り付け、壁面取り付け、支柱取り付け(支柱取り付け用バンドは付属していません) |
| イメージセンサー | 1/2.8″ プログレッシブスキャンCMOS |
| レンズ構成 | 固定広角(165°/2K 300万画素/F1.6)+パンチルト望遠(6mm/2K 300万画素/F1.6) |
| フレームレート | 15fps(両レンズ共通) |
| パンチルト範囲 | 水平360°・垂直120°(望遠)/広角は手動で向きを変更可能 |
| デジタルズーム | 最大10.8倍 |
| 夜間撮影 | フルカラースポットライト(LED×6)/赤外線(850nm/最長10m) |
| 検知・通知 | モーションセンサー×3、周囲光センサー×1搭載 |
| AI検知 | 動体・人物・車両・ペット(サブスク不要) |
| 夜間撮影 | フルカラースポットライト(LED×6)/赤外線(850nm/最長10m) |
| 音声通話 | 双方向通話(ノイズキャンセリング) |
| ストレージ | microSDカード最大512GB(別売)/Tapo Careクラウドストレージサービス(有料) |
| Wi-Fi規格 | IEEE 802.11a/b/g/n(2.4GHz / 5GHz デュアルバンド) |
| セキュリティ |
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| RTSP/ONVIF | 非対応 |
| 防水・防塵 | IP65 |
| 動作温度 | -20℃〜45℃ |
| スマートホーム連携 | Amazon Alexa、Google Assistant |
| システム要件 | Tapoアプリ:iOS 13.0以降・Android 7.0以降 |
| 同梱物 |
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Tapoアプリ(設定・映像閲覧用)
「Tapo C645D KIT」は、Tapoシリーズ共通のスマートフォン用アプリケーション「TP-Link Tapo」を使って設定します。
長年蓄積されたノウハウがアプリに反映されているだけあって、非常にわかりやすいUIで、誰でも簡単に初期設定やカメラの追加、カメラ映像をリアルタイムで監視したり、録画した映像を視聴することができます。
スマートフォン用アプリはこちら。
「Tapo C645D KIT」 の製品レビュー
外観・デザイン:存在感のあるデュアルレンズカメラ

本体はホワイトを基調とした丸みのあるデザインです。
2つのレンズが前面に並ぶ見た目は、一目で「高機能なカメラ」だとわかる存在感があります。
非常に目立つデザインで、まさに監視してるぞという印象を与えるので、防犯抑止力として機能します。
カメラ部分のサイズは132 × 82 × 160mmと、デュアルレンズとバッテリーを内包した分だけ単眼カメラよりは大柄ですが、IP65準拠で雨や砂埃にも強い仕様になっています。


本体背面には最大512GBまでに対応したmicroSDカードスロット、スピーカー、電源ボタン、充電ポート等を配置。
やや電源ボタンが押しづらいですが、いったん起動してしまえば特に気になりません。
設置性:柔軟性のある設置スタイル
Tapoの屋外カメラは設置自由度が高いこともポイント。
Tapo C645D KITはソーラーパネルと大容量バッテリー搭載(10,000mAh)、ケーブルレスなので配線で苦労することはありません。
カメラ本体とソーラーパネルをあわせて設置することも、分離するブラケットと延長用の4mのケーブルが付属しているので分けて別の場所に設置することが可能です。
太陽光がはいりやすい場所にカメラを設置しやすくなっているので、電池切れの心配をする必要はなさそうです。

カメラとTapoアプリとのペアリングも、ガイダンスに従って進めば完結します。
「一度設定してしまえば操作が簡単!」なのがTapoシリーズのカメラの特長です。
設置にかかる時間は、場所さえ決めてしまえば15~30分程度。
電気工事の資格も道具も一切不要なので、DIYに慣れていない方でも問題なく設置できるでしょう。
カメラ性能:2K/300万画素でクリアー、デュアルレンズで死角なし

昼間の映像は広角・望遠ともに2K/300万画素で鮮明です。
望遠レンズは広角比で約4.9倍の解像度を持ち、離れた場所の車のナンバープレートや人物の顔も識別できるレベルです。
スマホで見る分には画質がかなり良く感じます。
最大の特長であるデュアレンズカメラは、2つの方向を監視することが可能です。
上部の広角レンズを搭載したカメラは固定式ですが、手動で調整は可能。



下部の望遠レンズを搭載したカメラはパンチルト機能付きで、水平360°・垂直120°稼働します。
また、夜間はフルカラースポットライトモードと赤外線モードを状況に応じて切り替えられます。用途に応じて使い分けるとよいでしょう。
ただ一点だけ惜しむらくは、フレームレートが15fpsであること。
できれば30fpsの滑らかさは欲しかったところですが、通常の防犯・見守り用途では十分だと感じました。
カメラ機能:AI検知・スマートトラッキング

AI検知は人物・車両・ペットを識別し、サブスクリプションなし(無料の標準機能)で通知を受け取れます。
最新のアルゴリズムによる検知は精度が高く、サイレンとライト点滅(オンオフ切替可能)による検知アラートも、防犯上効果的です。
またスマートトラッキングは本機の最大のハイライトと言えるでしょう。
広角レンズが動体を捉えた瞬間に望遠レンズが自動追尾を開始。
広角で全体像を記録しながら、望遠で詳細な映像を同時に取得できるのは、デュアルカメラ設計ならではの体験です。

「ワンタップスマートフォーカス」も便利な機能で、広角映像上でタップした場所に望遠カメラが即座にズームします。
離れた場所に止まった不審車のナンバーを素早く確認したいときなどに重宝します。
持続性:ソーラー×大容量バッテリー搭載で最大120日間稼働
付属のソーラーパネル(Tapo A201)は最大2.5W出力で、1時間の日照が1日分の電力に相当します。
アプリからソーラーの発電量とバッテリー残量をリアルタイムで確認できるので、充電切れの心配を最小限に抑えられます。

公称値の「最大120日間」はメーカーの実験室条件での数値ですので、設置した場所の日照条件や天候などの環境に依存します。
わが家の場合は、東南側のベランダにカメラとソーラーパネルを一体型に設置して検証したところ、バッテリーレベルは1日あたり5%減衰。
そこでパネルとカメラを切り離して、パネルをより日当たりのよい場所へ設置することでこの課題を解決することができました。
通知回数が多かったり頻繁にライブビューをしたりする環境では、実質的な駆動日数は短くなることを念頭においておきましょう。
選べる録画スタイル:低コストでローカル運用が可能

「Tapo C645D KIT」は、カメラで録画したデータを記録する方法はローカルとクラウドの2通り選べます。
| 録画方法 | 内容 |
| ❶ローカルストレージ録画 | 本体に内蔵した別売りのmicroSDカード(最大512GBまで)に録画保存する。 ※4GB~512GBのSDHC or SDXCカードに対応 ※SDカードは非対応 参考 Tapoカメラが対応するMicroSDカードは何ですか? |
| ❷クラウドストレージ録画 | TP-Linkが提供する有料クラウドサービス「Tapo Care」を契約することで、最大30日間の映像をクラウド上に録画保存する。 プランにもよるが、最大10台までのカメラを登録可能。 TP-Linkが提供する有料クラウドサービス「Tapo Care」を契約することで、最大30日間の映像をクラウド上に録画保存する。 プランにもよるが、最大10台までのカメラを登録可能。 参考 Tapo Care(公式) |
選べる視聴スタイル:使い勝手のよい純正アプリ

「Tapo C645D KIT」は、純正のTapoアプリを使えば、遠隔からいつでもどこからでもカメラ映像をチェックすることができます。
アプリの画面で、広角と望遠の2つのカメラを同時にチェックできるのは画期的です。
その他、スマートスピーカー連携で映像の確認も可能なので、お好みの視聴スタイルを選べるのもポイント。

※広角レンズはプライバシー保護のためぼかしています
| 視聴方法 | 内容 |
| ❶Tapoアプリ | TP-Link提供の公式アプリ。 1画面で最大4つのカメラを監視可能。 最大32台のカメラを8枚の画面で監視も可能。 家族間でカメラを共有可能(同時接続は2名まで) |
| ❷スマートスピーカー・ストリーミングデバイス | 音声アシスタント(Alexa, Google)と連携することで、ディスプレイ付きのスマートスピーカーやストリーミングデバイスに接続したTVやディスプレイで監視可能。 ※5分経過すると自動的にタイムアウト ※低画質(LQ)のみ対応 参考 設定方法 |
「設置の自由」と「死角ゼロ」を同時に実現した屋外カメラの新定番

以上、TP-Linkの「Tapo C645D KIT」のレビューでした。
「高画質」「設置の自由さ」「広い監視範囲」、そして「低ランニングコスト」が融合したTapo C645D KITは、これまで配線の問題や費用のハードルから屋外カメラの導入を見送ってきた方に、特におすすめの一台と言えるでしょう。
フレームレート15fpsやPC非対応といった惜しい点はありますが、家庭用の防犯・見守り用途では実用上ほぼ問題ありません。
それ以上に、デュアルカメラによる2方向同時監視とスマートトラッキングが生み出す「死角ゼロ」の体験は、単眼カメラでは絶対に味わえないものです。
日当たりの良い屋外スペースがあるご家庭なら、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?

















