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【DIY】お気に入りの emu ガーデンチェアを再塗装してリフレッシュ(アサヒペン水性強着色ウッドステイン)

ベランダにあるお気に入りのガーデンチェア。我が家にやってきてから、かれこれ20年以上が経ちました。

イタリアの家具メーカー emuSEGNO CHAIR(セーニョチェア) です。

雨風に強いチーク材の座面ですが、長年の風雨に耐え、少しずつ塗装が剥がれて見た目が残念なことに。

完全な野ざらしではないものの、強い雨風の日はベランダに容赦なく吹き込み、座面はすっかり色あせていました。

この愛着のあるチェアを、このまま朽ちさせるのは忍びなく、もう一度蘇らせたい!そう思い立ち、DIYで再塗装に挑戦することにしました。

油性 vs 水性、私が水性塗料を選んだ理由

再塗装にあたり、まず悩んだのが塗料の種類です。
まず、油性塗料と水性塗料のどちらにするか。浸透タイプにするのか、塗膜をつくるタイプにするのか。

一般的には屋外では油性や塗膜タイプがおすすめとされることが多いのですが、私が求めたのは以下の条件でした。

  • 木目を活かしたい
  • 理想の色を見つけたい
  • 匂いが少なく、扱いやすい

これらの理由から、最終的に水性塗料を選択。
そして選んだのが、アサヒペンの 「水性強着色ウッドステイン」 です。色は元の塗装に近く、明るい印象のライトオークを選びました。

なぜこの塗料を選んだのか?

数ある塗料の中から、この商品を選んだのは、以下の3つのポイントが決め手になりました。

1.一度塗りでOK!

  • 木目を残しつつ、しっかり着色できるステインタイプ。
  • 未塗装、劣化した木部にも使える汎用性の高さも魅力的。
  • 防腐・防カビ・撥水効果に加え、耐候性も抜群。
  • 乾燥時間が短い(夏場は2〜3時間、冬場でも3〜4時間)。
  • 少量から購入でき小規模なDIYには無駄がなく経済的(最小1/5L缶)。

2.圧倒的な 扱いやすさ

  • 低臭タイプなので、ベランダでも安心して作業できる。
  • 後始末が楽!ハケや道具は水で洗える。

3.美しい仕上がり

  • ツヤ消しの落ち着いた仕上がり。
  • 半透明で木目も生かせる。
  • 12色のカラーバリエーションで、理想の色が見つかりやすい。
ここがイイネ!ポイント

特に、シリコン成分配合で一般的な水性アクリル樹脂塗料と比較すると耐候性に優れている点や、長期間にわたって撥水性が持続するという点は、風雨に晒されるベランダでの使用において非常に心強く感じました。

DIY再塗装してみた

しっかり下準備!

20数年経過してすっかり劣化してしまったemuの座面

まずは劣化した古い塗膜や汚れをサンドペーパーで丁寧に落とし、表面を滑らかに整える下準備から始めました。

チーク材の座面は、長年の風雨でかなり傷んでいましたが、丁寧に研磨することで、木本来の美しい木目が再び現れ始めました。

最後にブラシなども使って、水で洗い流してしっかり乾燥させておきます(今回は天候も悪かったので数日乾燥させておきました)。

水洗いしてしっかり汚れや埃を落とす

塗装する際に塗料が飛び散らないように建築用のマスキングテープで養生しておきます。

底面は劣化していなかったため、今回は座面のみ塗装

塗装開始!

下準備が完了したら、いよいよ塗料の出番です。

今回使用した「水性強着色ウッドステイン」は、その名の通り水性なので、シンナーのような溶剤臭がほとんどなく、ベランダでの作業中も不快な匂いに悩まされることはありませんでした。

ここがイイネ!ポイント

匂いに敏感な方や、集合住宅での作業を考えている方には大きなメリットだと感じました。

ハケに塗料を適量取り、均一に塗っていきます。

アサヒペンのウッドステインは伸びが良く、ムラになりづらく、非常に塗りやすい印象でした。
一度塗りでしっかりと着色されるため、何度も重ね塗りをする手間が省け、作業時間を大幅に短縮できました。
DIY初心者でもきれいに仕上げることができました。

乾燥タイム!

塗装後、夏場ということもあり、2〜3時間ほどで表面はすっかり乾きました。
触ってみると、塗料がしっかりと木部に浸透し、サラッとした手触りになっています。

ここがイイネ!ポイント

水性は乾燥が早いので、作業の中断も少なく、スムーズに次の工程に進めることができました。

最終的な仕上がりは、新品同様とまではいかないものの、長年の汚れと劣化でくすんでいた座面が、まるで生まれ変わったかのように美しく蘇りました。

剥がれていた塗装もきれいにカバーされ、木目の表情が豊かになったことで、チェア全体に落ち着いた風格が戻りました。

水性ウッドステイン塗装の仕上がりレビュー

座面は鮮やかなライトオーク色で、元の色合いとかなり近い風合いになりました。
多少のはみ出しはご愛敬、かなり満足のいく仕上がりです。

今回使用したアサヒペンの「水性強着色ウッドステイン」は、その使いやすさ、仕上がりの美しさ、そして機能性の高さにおいて、期待を大きく上回る塗料でした。
匂いが少なく、乾燥が早く、後片付けも簡単なため、DIY初心者の方にも自信を持っておすすめできます。

長年の汚れやキズも、再塗装によって見違えるほどきれいになり、このチェアでまた、お気に入りのベランダ時間を楽しめそうです。

愛着のある家具を自分の手で蘇らせるDIYは、本当に楽しいですね。もしおうちに使わなくなった木製家具があれば、再塗装に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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